人間の脳は、マルチタスクに不向き?

パソコンの能力はどんどん上がって、今や18コア/32スレッドとか言われるようなものが販売されています。 
人間に置き換えると18人の人間がいるようなものです。
一度にたくさんの違った仕事を同時に処理もしてくれますし、大変な仕事量を18人で分担すれば楽勝ということでしょうか。 


人間も、運動しながら英単語を覚えたり、テレビを見ながらSNSでつぶやいたり、Aの仕事をしながらBの資料を作ってみたりと、同時に作業をこなすことができる脳を持っています。


人間はマルチタスクができるのか。

パソコンのCPUと脳を比べるのはいかがなものかと思いますが、一つのことを順番にしかできない人もいますが、マルチタスクで同時に仕事をテキパキとこなす人と脳の機能は何が違うのでしょうか。

人間の脳は、同時に作業できる量は限られていると言われています。

同時に作業できていると思いこんでいるだけで、実際には、意識を切り替えて一時的に保留して違う作業をしているのです。

つまり、

100%の集中力を分散して使っているので生産性が下がります。

このスイッチングには、脳に負荷を与えるので、1時間程度のマルチタスクを続けると疲れてしまい、集中力を維持することは難しくなります。

脳内の神経化学物質を使い切ってしまうためだと言われています。

しかし、航空管制官のような複雑な業務は、一度に脳は多くのタスクを処理します。

やはり集中力が続かないため、1時間から2時間程度で15分から30分の休憩が定められています。

車を運転しながら電話をしたりスマホを触ったり、歩きスマホ、テレビを見ながらスマホを触る(メディアタスキング)、ご飯を食べながらの食事などは、良くないマルチタスクと言われています。


  有酸素運動と認知課題は効果あり?

現在は、マルチタスクが良くないことと、いろんな研究から現在の定説となっていますが、悪いことだけではないようです。

運動しながらの簡単な認知課題は、運動機能を高める事が合ったり、認知症予防には身体と脳に適度な刺激を与えることが良いと国立長寿医療研究センターでは行われています。

アメリカ、イリノイ大学の研究チームによると、有酸素運動は脳機能の低下を防ぎ、脳を若く保つ働きがあると明らかにしています。

ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士は、次のように述べている。

「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが、脳の神経細胞・ニューロンや、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになりました」
さらに運動には、認知能力を高めるために必要な神経結合を増やしたり、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンといった思考や感情にかかわる神経伝達物資の分泌を促したりする効果もあるという。 (http://healthpress.jp/2018/01/post-3455.html)


まとめ

複数の仕事を効率的に行うためののコツは、タスクを1つづつ集中して確実にこなすこと。

こまめに短い休憩をとること。

短い休憩時にマインドフルネス(瞑想)をし、脳を休めることが重要。(瞑想をしてみませんか?:http://www.rippleeffect.co.jp/healthcare/meditation/)

週に3日程度、有酸素運動をしながらの認知課題は、脳を活性化し認知機能の低下や脳の萎縮を食い止められる可能性が高い。

うまく脳を活用して、よりよい生活していきたいですね。

Rference

http://www.apa.org/research/action/multitask.aspx

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-06/uof-uss060215.php

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4014320/Why-multitasking-BAD-brain-Neuroscientist-warns-wrecks-productivity-causes-mistakes.html

http://healthpress.jp/2018/01/post-3455.html

情報提供元:株式会社Ripple Effecrt 

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